未来の私へ
この日、私は国立大学の前期入試を受けました。
去年も受験した大学です。
覚えていますか？
そして、試験終了後、半泣きになりました。
自身はまるでありません。
最下位を確信しています。
「数学は得意！」と言い張ってきた私ですが、本日付で、得意を辞めることになりました。
1年やってもダメだった。全然、ダメだった。
少なくとも1回1の目または6の目が出る確率、
なんで分からないんだろう。余事象、じゃない？
得意だったはずの確率も初戦（大問の(1)）敗退。
わからないことが辛くて、浪人をしたよね。
なんとしてでも国立大に受かりたい。
その気持ちは誰よりも強かった。
パパとママの負担を減らしたかったから。
それに、私はやけにモラルに厳しい。
素敵な人に出会うにはそれなりの大学に。
そう思って高いところを目指してた。
そう簡単には行かなくて、私は1年間、誘惑に負けながら勉強をしてきた。
周りよりもゆっくりだった。
いい授業を受けている自覚はあったし、勉強している自分は好きだった。
でも、勉強は、好きとは言えないの。
もっと楽しいことがあるのを知っているから、
それだけに向き合うことが出来なかったの。
未来の私は今の私を恨んでいるかな。
どうして国立にもっと真剣に、、、
真剣ではあったけど、ちゃんと頑張れなかったんだって。恨んでいるかな。
ごめんなさい。それしか言えない。
また後悔した。
もうこんな思い味わいたくない。
明日から、数学の猛勉強が始まる。
次は国立後期入試に向けて、今度は誘惑に負けずに、やりきろうと思うよ。
私は、本気で浪人して、本気で勉強をしました。
私の本気がこの程度で申し訳ないけれど、
あと２週間、この程度の本気で頑張ってきます。
